キャディング・感情調整
キャディは、ミスのあと選手の気持ちをどう切り替えさせるの?
一律に励ますのではなく、選手の状態に合わせて会話・沈黙・次打の具体情報を使い分けます。目的はミスを消すことではなく、前の一打への反芻を減らし、次の判断へ注意を戻すことです。
一律に「忘れろ」と励ますわけではありません。良いキャディは、選手が怒っている、落ち込んでいる、考え込みすぎているなどの状態を見て、必要なら短く受け止め、別の話題で間を作り、次の地点では距離・風・狙いなど具体的な判断へ注意を戻します。逆に、話しかけるほど悪化する選手なら、しばらく黙ることもあります。プロキャディを対象にした研究では、心理状態を整え、過去のミスを引きずらないよう支え、現在へ集中させる役割が報告されています。また、ミスへの対処は一様ではなく、関係性や本人の好みに合わせて変えることが重要です。つまりキャディの役割は感情を無理に消すことではなく、必要以上に長引かせず、次のショットで使える情報と行動へ戻すことです。
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