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ゴルフ百科事典

灌水・土壌水分管理

ゴルフ場は、散水に使う水をどう減らしているの?

ゴルフ場の節水は、単に散水時間を短くするのではなく、必要な場所へ必要な量だけ水を入れる仕組みに変えていくのが基本です。散水設備の漏れやムラを直し、土壌水分や気象データで散水を調整し、不要な散水面積を減らす方法などを組み合わせます。

まず設備側では、漏れや壊れたスプリンクラー、圧力やノズルの不具合を直し、必要のない場所へ水がかかったり、同じ場所へかけ過ぎたりする無駄を減らします。

次に、土壌水分計、気象データ、現場の観察などを使い、コース全体を同じ時間だけ散水するのではなく、乾いている区域へ必要な量を入れるよう調整します。USGAの節水資料では、こうした場所ごとの散水判断を重要な手法の一つに挙げています。

さらに、プレーに必須ではない芝地を低水使用の植栽へ変えて散水面積を減らしたり、乾燥に強い芝を使ったり、蒸発や風による損失を抑える散水方式を選んだりする方法もあります。

再生水の利用も水資源対策ですが、これは主に飲用水や淡水への依存を減らす方法で、散水量そのものを減らすこととは別です。

どの方法が有効かは、気候、土壌、芝種、散水設備、目標とするコース状態で変わります。全国共通の削減率を決めるより、実際の散水量と芝の状態を継続して比べ、過剰な散水を減らせているか確認する方が実用的です。

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