ゴルフ百科事典

パターを垂らして傾斜を読む「プラムボブ」は、ブレークを正確に読める?

知覚・パッティング

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まず答え

この研究条件では、正確なブレーク判定法とは言えません。足元の傾斜とボール〜カップ間の傾斜が違うと誤った読みになりやすく、立ち方が斜面に対して少しずれるだけでも読み幅が大きく変わります。

詳しい解説

MacKenzieとSprigingsの研究は、パターを鉛直に垂らしてブレークを読む「プラムボブ」を2つの実験で検証しました。

1つ目の実験では、ゴルファーが立っている場所の傾斜と、ボールからカップまでの傾斜が同じでない場合を調べました。その結果、足元の傾斜がパット区間の傾斜と違うと、プラムボブが示すブレーク方向・量は正しくなくなることが確認されました。

研究が検証した前提のうち、足元と球からホールまでの傾斜が同じとは限らない点を示す概念例です。二面は同じ横断方向の別の場所で、鉛直線は重力方向の記号です。パターの実物、視線や立ち方の再現、計算したブレーク量は示しません。立ち方の誤差も読みへ影響し、この手法の正確さを保証する図ではありません。

2つ目の実験では、人が斜面に対して本当に直角に立てるかを調べています。参加者の半数は直角姿勢から±1.5度以上ずれていました。研究内の計算では、1.4mのパットで立ち方が+1.5度ずれると、約0.08m余分にブレークを読むことになり、外れる程度の誤差になり得ました。

このため著者らは、プラムボブをブレーク判定の有効な方法とはみなしませんでした。ただし、この研究が否定しているのはこの特定手法の前提と精度です。グリーン全体の傾斜を歩いて感じる方法や、別の視覚・身体感覚を使う読み方まで否定する結果ではありません。