1人予約で 同伴者との レベル差が 大きいとき、 何に 気を つければいい?
クラブ運営・ガバナンス
まず答え
スコア差そのものより、安全と進行をそろえることが重要です。上級者に急かされないこと、初心者も自分の番の前に準備して組全体の位置を保つことを優先します。ストロークプレーでは、安全に配慮したレディーゴルフも進行を整える方法です。
詳しい解説
1人予約では、初対面の同伴者とスコアや飛距離に大きな差があることがあります。ただし、同じ組で回るうえで最優先なのは「同じくらい上手く打つこと」ではなく、安全に、組として適切なペースで進むことです。
R&Aの規則5.6bは、プレーヤーがラウンドを通じて速やかなペースでプレーし、自分の番になる前に次のストロークの準備をしておくよう求めています。USGAもストロークプレーでは、安全かつ責任ある形で順番を入れ替えて打つ「レディーゴルフ」を推奨しています。レベル差がある組では、飛距離の長い人が前方の組を待っている間に、安全に打てる人が先に打つなど、無理のない範囲で順番を調整すると待ち時間を減らせます。
初心者側は、打つ順番が近づく前に距離とクラブを確認する、カートから必要なクラブを持ってボールへ向かう、ボールの行方を同伴者と確認する、といった準備で進行を助けられます。上級者側も、飛距離やスコアが違う人へ自分と同じ速さを強要せず、安全確認やプレーの流れを短く共有する方が組全体は回りやすくなります。
また、速く回ろうとして危険な方向へ打ったり、前の組が射程内なのに打ったりするのは本末転倒です。レディーゴルフも「安全かつ責任ある方法」で行うことが前提です。正式な競技では競技条件や順番の規則が優先されるため、仲間内のラウンドと同じ感覚で勝手に進め方を変えないようにします。
つまり、レベル差が大きいときは、スコア差を埋めようとするより、①安全、②事前準備、③組全体の進行、④必要な短い声かけ、の4点をそろえるのが基本です。上手い・下手より、同じ組が前の組から大きく離れず快適に進めることを目標にすると整理しやすくなります。