ゴルフの 「ボギー」と いう 言葉は、 どこから 来たの?
ゴルフ用語・語源
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まず答え
「ボギー」は、もともと現在のパーに近い「目標スコア」を表す言葉でした。1890年代の英国で、当時知られていた「Bogey Man(ボギーマン)」という捉えどころのない人物像になぞらえてゴルフ用語となり、その後パーが基準として定着するにつれて、現在の「1オーバー」の意味へ変化しました。
詳しい解説
「ボギー」は、最初から「パーより1打多い」という意味ではありません。
USGAのゴルフ史資料によると、1890年代の英国では、良いプレーヤーが理想的な条件で出せる目標スコアを「bogey score」と呼ぶようになりました。背景には当時知られていた「Bogey Man」という、捕まえにくい架空の人物のイメージがあり、ゴルファーがその目標スコアを追いかけることになぞらえたとされています。
USGAの2026年の用語史では、1890年にイングランドのCoventry Golf Clubで「ground score」という基準スコアが作られ、その考え方が広まる中で「bogey score」という呼び名に置き換わったと説明しています。当時のボギーは、現在のパーに近い「良いプレーの基準」でした。
その後、20世紀初頭にパーが標準的な基準スコアとして定着すると、ボギーの意味も変化します。米国では、やがて「パーより1打多いスコア」をボギーと呼ぶ使い方が一般化し、現在の意味になりました。
つまり、ボギーは「1打失敗した」という言葉から始まったのではなく、もともとはゴルファーが追いかける目標スコアの呼び名だったものが、パーの普及とともに意味を変えた言葉です。