移動補助具を 使う 選手が バンカーに 入った とき、 規則25で 扱いは どう 変わる?
障害者ゴルフ・規則25
まず答え
規則25.4では、補助具を使って姿勢を取るためにバンカーの砂へ触れることは認められます。ただし砂の状態を試す目的で触れるのは禁止です。車いすなど車輪付き補助具の選手は、バンカー内の球をアンプレヤブルにした場合、バンカー外へ後方線上の救済を1罰打で受けられます。
詳しい解説
障害のある選手向けの規則25では、移動補助具を使う選手がバンカーでプレーしやすいよう、通常の規則の一部が修正されています。
まず、杖・松葉づえ・車いすなどの補助具を使って姿勢を取る際、補助具がバンカーの砂に触れること自体は罰になりません。規則25.4lは、補助具で砂に触れることを一律に禁止せず、砂の状態を意図的に試して次のストロークの情報を得ようとした場合だけ、通常の規則12.2b(1)の禁止がそのまま適用されるとしています。
また、車いすなど車輪付きの移動補助具を使う選手には、アンプレヤブルの救済も修正されます。規則25.4nでは、バンカー内の球をアンプレヤブルとして処置するとき、バンカー外へ後方線上の救済を取る場合の罰が1罰打になります。通常の規則19.3bではこのバンカー外救済は2罰打なので、ここが大きな違いです。
さらに大会委員会は、車輪付き補助具では出入りが非常に難しい特定のバンカーについて、ローカルルールM-2を採用し、その選手に限ってバンカーを修理地として扱い、無罰救済を認めることもできます。ただしこれは自動的に適用される規則25そのものではなく、その競技で委員会がローカルルールを採用している場合だけです。
したがって実戦では、補助具が砂へ触れたかだけで罰を判断せず、①砂を試す目的だったか、②車輪付き補助具か、③アンプレヤブル救済を使うか、④大会独自のローカルルールがあるか、を分けて確認します。