ゴルフ場の 一部を 公園と して 一般開放する とき、 プレー区域とは どう 分ける?
公共利用・安全動線
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まず答え
基本は、一般利用者の通路を主要な打球線から十分離し、コースを横切る場所を限定して明確に管理します。利用者は指定通路内を歩く前提にし、管理車両の動線とも干渉を減らす設計・運用が必要です。
詳しい解説
営業中のゴルフ場を公園や散策路として一般開放する場合、ゴルファーと歩行者が同じ空間を自由に使う形にはしません。打球が飛ぶ区域と一般利用者の動線を、距離とルートの両方で分けるのが基本です。
USGAが紹介するChambers Bayでは、ゴルフコース内に一般利用できるトレイルがありますが、設計時にトレイルと各ホールの中心線との間に安全のための十分な空間を確保しています。また、ゴルフコースとトレイルが交わる場所を選び、ティーやグリーン周辺など、プレーの状況を確認しやすい地点で接点を管理しています。
利用者側には指定されたトレイル内を歩いてもらうことも重要です。自由にフェアウェイへ入れる形にすると、ショット方向を予測できない人が打球区域へ入りやすくなります。必要に応じて標識、柵、ロープ、見通しの確保などを組み合わせ、横断地点を分かりやすくします。
もう一つは管理車両との分離です。USGAの事例でも、歩行者がいることで管理車両の運転に注意が必要になることが指摘されています。プレーヤー、一般利用者、管理スタッフの3つの動線を同時に設計する必要があります。
ただし、何メートル離せば必ず安全という共通の固定値はありません。ホールの向き、想定されるミスショット、地形、利用者数、見通しによって必要な距離と管理方法は変わります。公園利用を入れる場合は、プレー線から離す、横断を限定する、利用者を指定動線へ誘導する、という3点を軸に現地条件で決めます。