GD

ゴルフ百科

ゴルフ史料保存・修復

古い木製ゴルフクラブは、オイルやワックスを塗って保管した方がいい?

むやみに塗らない方が安全です。古い木製クラブは、まず直射日光と温湿度の急変を避けて保管し、オイルやワックスは元の仕上げや状態が分からないまま使わない方が無難です。

パーシモンヘッドやヒッコリーシャフトなどの古いクラブは、木だけでなく塗膜、接着部、金属部品、革などが組み合わさっていることがあります。家庭では、窓際や暖房器具の近く、屋根裏、湿った物置を避け、温度と湿度が大きく変わらない場所で保管します。

木に油分を補えば長持ちする、とは限りません。カナダ保存研究所は、木は「油で養う」必要はなく、安定した環境管理が基本だとしています。市販の家具用つや出し剤やオイルは、表面に残留物を作ったり、変色や後の保存修復を難しくしたりすることがあります。

既存の塗装やワックスが安定している品では専門的な手入れ方法もありますが、価値のある古いクラブに自己判断で塗り足すのは避けます。ひび、塗膜の浮き、錆、虫害がある場合も、磨いたり接着したりせず、保存修復の専門家へ相談するのが安全です。

ゴルフ百科へ

最終更新