マッチプレー・リード時のリスク管理
マッチプレーでリードしている時は、安全策に切り替えるべき?
全面的に安全策へ切り替える必要はありません。リードが大きく、残りホールが少ないほど大きな失点を避ける価値は上がりますが、守りすぎて相手に簡単なホール勝利を与えるのも不利です。普段の最適な狙いを基準に、リード幅・残りホール・相手の位置でリスクを少し調整します。
全面的に安全策へ切り替える必要はありません。マッチプレーは総打数ではなく、各ホールの勝敗で進むため、リード幅と残りホール数によって「このホールで大きなリスクを取る価値」が変わります。
プロのマッチプレー579試合・1万8000ホール超を調べた研究では、リスクの取り方はリード/ビハインドと残りホール数で変化し、一般にリードが大きい選手ほど保守的になる傾向が観察されました。ただし、これは実際の行動を示した研究で、「リードしたら必ず守るのが最適」と証明したものではありません。
実戦では、まず普段なら最も期待スコアが良い狙いを基準にします。そのうえで、リードが大きく残りホールが少ないほど、OB・池・林など一発でホールを失いやすい選択を避ける価値を高くします。一方、守りすぎて相手に簡単な勝ち筋を与えるなら逆効果です。相手が好位置にいる時や、引き分けでは足りない場面では、通常どおり、または少し攻める余地があります。
「2アップなら必ず刻む」のような固定ルールではなく、リード幅・残りホール・相手の位置・自分の散らばりでリスクを微調整するのが基本です。
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