ゴルフ百科事典

スピン軸の傾きによる横方向の力は、何で大きさが変わる?

弾道・スピン軸

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まず答え

の傾きだけでは決まりません。軸が傾くと空力による揚力の一部が横向きになり、左右へ曲がりやすくなりますが、その大きさはボール速度、、、空気条件にも左右されます。

詳しい解説

回転するゴルフボールには空力による揚力が生じます。スピン軸が水平に近ければ、その揚力は主に上向きに働きます。スピン軸が左右へ傾くと、揚力の向きも傾き、その一部が横方向へ働くため、ボールは左右へカーブします。

回転に伴う揚力は、空気に対する進行方向とスピン軸の両方にほぼ直角です。軸が傾くと力の向きにも横成分が生じます。図はバックスピン主体の一例で、横風を含むすべての空気力を示すものではありません。曲がり量は速度、回転、空力特性、飛行時間でも変わります。

TrackManはスピン軸を、ボールの回転軸が水平線に対してどれだけ傾いているかを示す値として扱い、プラス側では右、マイナス側では左へ曲がる傾向を示しています。軸の傾きが大きいほど、一般に横方向への曲がりも大きくなります。

ただし、『スピン軸が5度なら必ず何ヤード曲がる』とは決められません。横方向の空気力は、そもそもの揚力がどれだけ発生しているかにも依存します。USGAとR&Aの空力試験では、揚力係数を複数の速度・回転条件で測っており、速度や回転条件で揚力特性が変わることを前提にしています。

そのため同じスピン軸角でも、ボール速度、スピン量、ボールの空力特性、飛行時間が違えば、最終的な左右の曲がり量は変わります。さらに横風があれば、スピンによるカーブとは別にボール全体が風下へ運ばれます。

実戦では、スピン軸は『曲がる向きと傾向』を見る指標として使い、実際の左右幅はボール速度、スピン量、キャリー、風と一緒に確認する方が適切です。