停電すると、 散水ポンプや 電動カートの 充電も 止まる?
電源・停電対応
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まず答え
通常は止まります。電動の散水ポンプもカート充電器も外部電源を使うため、非常用発電機や蓄電池などの代替電源がなければ停電中は動かせません。ただし、既に充電済みの電動カートは残量の範囲で走行できます。
詳しい解説
停電の影響は、設備がその瞬間に外部電源を必要とするかで分けて考えます。
ゴルフ場の散水ポンプは、多くが電動モーターで動きます。Rain Birdのポンプ設備仕様でも、単相・三相の交流電源を入力として使う構成が示されています。そのため商用電源が失われ、非常用発電機などの代替電源へ切り替わらない場合は、ポンプを運転できず散水も止まります。
電動カートの充電も同様です。Club Carの電動カートは専用のバッテリー充電器を使い、別の電動車両では家庭用の交流コンセントから充電する仕様も示されています。つまり停電中は充電器へ電力を供給できないため、新たな充電はできません。
ただし、停電した瞬間に電動カートが走れなくなるわけではありません。カート本体はバッテリーに蓄えた電力で走るため、既に充電されている車両は残量の範囲で使用できます。一方、営業が続いて充電残量を使い切れば、その後の稼働台数が減っていきます。
また、施設によっては非常用発電機、蓄電池、別系統の電源を備えている場合があります。その場合、優先設備だけ運転を続けられることがあります。何を非常電源につなぐかは施設ごとの設計です。
実務では、停電時に①散水ポンプ、②カート充電設備、③井戸や給水ポンプ、④クラブハウス設備のうち、どれが非常電源で維持されるかを事前に一覧化しておきます。停電対策は『設備が電動か』だけでなく『代替電源があるか』まで確認する必要があります。