ゴルフ史料保存・修復
昔のゴルフ場のスコアカードから、何が分かるの?
当時のホールごとの距離やパー、ティー区分、競技のスコアなどを読み取れることがあります。年代の違うカードを比べればコースの変化を追う手がかりにもなりますが、スコアカードだけで当時のコース形状まで完全に再現できるわけではありません。
古いスコアカードは、単なる点数表ではなく、その時代のコースや競技を記録した史料の一つです。ホール番号、パー、距離、ティー区分などが残っていれば、当時どのような構成でプレーされていたかを確認できます。競技で使われたカードなら、選手が各ホールで何打だったかなど、大会の経過を裏づける資料にもなります。
年代の違うカードを並べると、距離やパー、ティー区分の変更を見つける手がかりになります。USGAゴルフ博物館・図書館も世界各地のコースのスコアカードを多数保存し、競技スコアカードを歴史研究の資料として扱っています。
ただ、カードに載る情報は限られます。バンカーの形やグリーン輪郭、樹木の位置などを詳しく知るには、古写真、地図、設計図、書簡など別の史料と照合する必要があります。複数の資料が一致するほど、当時の姿をより確かに読み取りやすくなります。
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