ゴルフ百科事典

フェアウェイの「キャンバー」って何?

フェアウェイ設計・キャンバー

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まず答え

フェアウェイのキャンバーは、横断方向についた丸みや傾斜のことです。水を流すための地形として使われるほか、球のランや止まる位置、次打のライを変える設計要素にもなります。

詳しい解説

フェアウェイの「キャンバー」は、フェアウェイを横切る方向の丸みや傾斜を表す言葉です。中央付近が高く左右へ落ちる形もあれば、ホールの曲がりとは反対側へ傾く「逆キャンバー(reverse camber)」のような形もあります。こうした地面の向きは排水に役立つだけでなく、着地後の球を低い側へ動かしやすくし、止まった場所のライや次打の角度にも影響します。USGAはオリンピッククラブ4番の逆キャンバーを、ホールの曲がりと逆方向へフェアウェイが傾く代表例として紹介しています。もっとも、すべてのキャンバーが戦略目的で造られたとは限りません。自然地形や排水、造成上の事情もあるため、そのホールのハザード配置やグリーンへの角度と合わせて読むのが適切です。

キャンバーはフェアウェイを横切る向きの丸みや傾斜です。上の断面は中央が高い例と片側へ下る例で、青い矢印は表面の水が流れる向きを表します。下は左へ曲がるホールに対し、地面が右へ下る逆キャンバーの架空例です。勾配は分かりやすく強調しています。球の動きや停止位置は地面の硬さ、芝、速度などでも変わり、矢印どおりに必ず転がるという意味ではありません。