フェアウェイ設計・戦略
フェアウェイは広いほど、コースは簡単になる?
広いほどフェアウェイに置きやすくはなりますが、必ず簡単になるわけではありません。戦略的な設計では、その広さを使って複数のルートや次打の角度を作ります。
フェアウェイが広ければ、ティーショットを短い芝へ置ける確率は一般に上がります。その意味ではプレーしやすくなりますが、コース設計では「広い=単純に簡単」とは限りません。
戦略的なホールでは、広い着弾域の中に複数のルートを作ります。ハザードから離れた安全な側へ打てば次打の距離や角度が厳しくなり、バンカーや傾斜に近い側を取るとグリーンの入口が見えやすい、ピンへ狙いやすい角度になる、といった設計ができます。USGAも、フェアウェイの着弾域の幅を戦略を作る主要要素として扱っています。
そのため、広いフェアウェイでは「フェアウェイに乗ったか」だけでなく「どちら側に置いたか」が重要になることがあります。
もちろん幅だけでコース全体の難易度は決まりません。距離、ラフ、ハザード、地面の傾斜、グリーン形状、ピン位置、風などでも難しさは変わります。広さはミスへの許容を増やす一方、どこへ打つかを考えさせる戦略空間にもなります。
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