足部接地領域とは?
足圧・支持基底
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まず答え
足部接地領域は、立位や動作中に足裏が実際に地面へ接している範囲です。足形全体や靴底の外形とは同じではなく、荷重、足部形状、姿勢、履物などで変わります。足圧や支持基底を読むときの土台になる情報です。
詳しい解説
足部接地領域は、足裏のうち実際に地面へ接触して荷重を受けている範囲です。足の外形や靴底全体をそのまま接地領域とみなすのではなく、圧力計測などで実際に接触している部分を見ます。
Gravanteらは、若年成人を足圧計測台の上に立たせ、足底の接地面積、足圧、足圧中心を測定しました。肥満群では対照群より足底接地面積が有意に大きかった一方、足圧中心の位置には有意差がありませんでした。これは、接地面積と足圧中心が同じ情報ではないことを示す例です。
またMillardとSlootは、立位で実際に使える機能的な支持基底を、足圧中心を大きく動かしたデータから推定しました。その結果、機能的に使える支持基底は、足の外形マーカーから作った支持基底モデルよりかなり小さくなりました。つまり「足がそこにある範囲」「床へ触れている範囲」「実際に姿勢制御で使える範囲」は、同じものとして扱わない方が安全です。
ゴルフでは、アドレス時に足裏全体が接していても、スイング中は踵やつま先の荷重が減ったり、部分的に浮いたりして接地条件が変わることがあります。足圧データを見るときは、接地領域、圧力分布、足圧中心を分けて確認します。接地面積が大きいほどスイングが安定する、という単独の良否判定には使いません。