ゴルフ百科事典

プレーイングコンディションズ計算(PCC)とは?

ハンディキャップ/PCC

あとで読む保存した記事へ →

まず答え

PCCは、その日のコースが通常より難しかったか、易しかったかを提出スコアから統計的に判定し、必要ならを補正する仕組みです。補正値は-1.0、0.0、+1.0、+2.0、+3.0のいずれかです。

詳しい解説

PCC(Playing Conditions Calculation)は、コースレーティングが前提とする「通常の条件」と、その日の実際のプレー条件に大きな差があったかを統計的に確認する仕組みです。天候だけで決めるのではなく、その日に提出された許容スコアが、各プレーヤーの予想されるスコア傾向より全体として高かったか、低かったかを使って判定します。

USGAのRules of Handicappingでは、PCCは原則として1日1回行われ、少なくとも8件の許容スコアが必要です。計算に使われるのは36.0以下のプレーヤーのスコアで、8件未満ならPCCは0になります。

補正値は-1.0、0.0、+1.0、+2.0、+3.0です。プラス側は通常より難しかったと判定された日、マイナス側は通常より易しかったと判定された日を意味します。たとえば+2.0なら、スコアディファレンシャルの計算でその2打分が考慮されます。

重要なのは、PCCが「雨なら+1」のような天候表ではないことです。強風、雨、硬い・軟らかいコース状態、コース設定などが影響し得ますが、最終的には提出されたスコア分布から自動的に判定されます。多くの日は0で、通常と明確に違うと統計的に判断されたときだけ補正が入ります。