芝種・地域適応
海沿いのゴルフ場で使われるシーショアパスパラムって、どんな芝?
シーショアパスパラムは、塩分の影響を受けやすい暖地・沿岸環境でも使われる暖地型の芝草です。学名はPaspalum vaginatumで、耐塩性が高いことから海沿いのゴルフ場でも採用されます。ただし、「海水をそのまま継続して散水してよい芝」という意味ではありません。
シーショアパスパラムは、塩分の影響を受けやすい暖地・沿岸環境でも使われる暖地型の芝草です。学名はPaspalum vaginatumで、耐塩性が高いことから海沿いのゴルフ場でも採用されます。ただし、「海水をそのまま継続して散水してよい芝」という意味ではありません。
ゴルフ場では、グリーン、ティー、フェアウェイなど幅広い場所で使われることがあります。Sea Isle 1、Sea Isle 2000、Sea Isle Supremeなどはシーショアパスパラムという草種そのものの別名ではなく、その中の品種名です。品種によって向く用途や管理特性は異なります。
この芝の強みは、塩分を含む水や土壌に比較的強いことです。ただし高い耐塩性があっても、塩が根の周りにたまり続ければ管理上の問題になります。塩分の高い水を使う場合は、排水や洗脱によって根域に塩類を蓄積させない管理が重要です。USGAも、海水そのものによる継続的な散水は推奨していません。
そのため、「海沿いだからシーショアパスパラムが最適」とは決められません。実際には、気温、冬の低温、土壌、排水、水質、利用できる水、管理体制、どの場所に使うかを合わせて判断します。芝を確認するときは、まず草種がシーショアパスパラムか、その次にどの品種かを分けて見ると理解しやすくなります。
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