ウェッジの 「リーディングエッジの 高さ」って 何?
芝との接触・リーディングエッジ高さ
まず答え
構えたときに、フェース最下部のリーディングエッジが地面からどれだけ浮いているかを見る考え方です。バウンス角が大きいほど高くなりやすい一方、実際の高さはソール形状、フェースの開き、シャフトの傾きでも変わるため、高い・低いだけで良し悪しは決まりません。
詳しい解説
ウェッジのリーディングエッジは、フェースとソールが交わる前側の刃先です。「リーディングエッジの高さ」は、クラブを地面に置いたとき、その刃先が地面からどれくらい浮いているかを見る考え方です。
バウンスとの関係が大きく、Titleist/Vokeyはバウンス角をリーディングエッジとソール最下部の関係で説明し、バウンスが大きいほどアドレス時のリーディングエッジが高くなるとしています。反対に、低バウンスのT Grindなどはリーディングエッジを芝へ近く置きやすい設計です。
ただし、表示されたバウンス角だけで実際の高さは決まりません。ソール幅、前後の丸み、ヒール・トウ・トレーリングエッジの削り方で、地面に最初に触れる場所が変わります。さらにフェースを開けば有効バウンスが増えて刃先が浮きやすくなり、手元を前へ出せば逆にバウンスを減らす方向へ働きます。
実戦上は、硬く薄いライではリーディングエッジが高く浮きすぎると、ボールの下へ入りにくく薄い当たりにつながることがあります。一方、柔らかい芝や砂では、ある程度のバウンスとソールの高さがヘッドの潜り込みを抑える助けになります。
そのため「リーディングエッジが低いほど上級者向け」「高いほどやさしい」と単純には決められません。構えた状態だけでなく、フェース開度、シャフト傾き、入射角、地面条件とセットで見るのが適切です。また、メーカー間で共通のミリ単位指標として標準化された表示ではないため、数値がある場合も測定条件を確認して比較します。