ゴルフ百科事典

ウェッジのグラインドって何?バウンスとはどう違う?

ウェッジ・グラインド

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まず答え

はウェッジのソールをどこで・どれだけ削るかという形状設計、はリーディングエッジとソール最下部の関係を角度で表した値です。同じバウンス角でも、ソール幅やヒール・トウ・後方の削りが違えば、地面への当たり方やフェースを開いた時の使いやすさは変わります。

詳しい解説

グラインドは「ソールをどう地面に当てるか」を作る形状設計で、バウンスはそのソールの代表的な角度です。似ていますが、同じものではありません。

バウンス角は、一般にリーディングエッジとソール最下部の関係を角度で表します。大きいほど接地時にリーディングエッジが深く潜りにくい方向へ働きやすい一方、実際の抜けは角度だけでは決まりません。

そこで効くのがグラインドです。ヒール、トウ、ソール後方を削る量や、ソール幅・丸みを変えることで、スクエアに構えた時とフェースを開いた時の接地場所や「実際に効くバウンス」が変わります。たとえば、ヒールや後方のリリーフが大きい形状はフェースを開いた時にリーディングエッジを低く保ちやすく、幅広いフルソール系は地面へ潜りにくい方向へ働きやすい傾向があります。

上はソール底面の削り位置の例、下は側面から見たバウンス角の模式図です。下図は前縁とソール最下部を結ぶ線と水平基準のなす角を示します。グラインドにはソール幅や丸みの調整も含まれ、同じ表示角度でも実際の接地は変わります。特定メーカーの加工指示や万能な選び方を表す図ではありません。

そのため、「10度バウンスならどのウェッジも同じ」とは考えない方が正確です。同じロフト・近いバウンスでもグラインドが違えば、硬い薄芝、柔らかい芝、砂、フェースを開くショットで使い勝手が変わります。選ぶ時は表示バウンスだけでなく、自分の入射角、普段の地面・砂の硬さ、フェースを開く頻度までセットで見るのが基本です。