ゴルフ百科事典

R&Aは、いつからゴルフ規則を統括するようになったの?

規則史/R&A

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まず答え

セント・アンドリュースのRoyal and Ancient Golf Clubは1754年創設ですが、規則統括の中心として広く認められるようになったのは19世紀末です。1891年の規則コードが広く採用され、1897年にRules of Golf Committeeを設置、1899年には統合された規則コードを発行しました。2004年以降、この統治機能はクラブからThe R&Aへ移されています。

詳しい解説

「R&A」という呼び方は、歴史を見ると少し注意が必要です。1754年に創設されたのはRoyal and Ancient Golf Club of St Andrewsで、現在の規則統治組織であるThe R&Aとは同一組織ではありません。

19世紀前半までは各ゴルフクラブがそれぞれ規則を持ち、他クラブの規則を借用しながら運用していました。しかしクラブ間交流が増えると、どの規則を使うかが問題になります。そこでRoyal and Ancient Golf Clubが1891年にまとめた規則コードが英国各地で広く使われるようになり、19世紀末には規則制定の中心的権威として認められるようになりました。

1897年にはRules of Golf Committeeが設置され、1899年には初の統合的な規則コードが作られました。一方、米国では1894年にUSGAが設立され、独自の規則運用も発展します。両者の差は20世紀前半に広がりましたが、1951年の協議を経て1952年から世界共通の規則コードを共同で運用する体制が始まりました。

2004年には組織再編が行われ、規則、The Openなどの統治・運営機能はRoyal and Ancient Golf Clubから新しいThe R&Aへ移管されました。現在の世界規則はThe R&AとUSGAが共同で作成・管理しています。