ゴルフ百科事典

ゴルフ場のAEDは、どこに置けば救命対応に間に合いやすい?

救急対応・AED配置

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まず答え

クラブハウスに1台置くだけでなく、コース上のどこで倒れても短時間で届けられる配置が重要です。米国心臓協会の緊急対応計画は、建物内外の任意地点へ、通報から理想的には3分以内にAEDを届けられる台数と配置を勧めています。

詳しい解説

ゴルフ場は敷地が広いため、AEDを「分かりやすい場所に置く」だけでは十分とは限りません。重要なのは、心停止が起きた場所からではなく、AEDを保管している場所から現場まで実際に何分で届けられるかです。

実際の設置場所を決めるための架空の配置例です。保管場所からAEDを取り出して各現場まで届ける時間を実際の経路で測り、直線距離だけで決めません。図は通報や心肺蘇生を含む救命手順の順番ではなく、平常時の配置・搬送計画の説明に限定しています。遠いホール等での時間、施錠や取り出しやすさ、位置共有と担当、救急車の進入経路を確認し、必要なら複数配置・携行を検討します。時間・縮尺や全施設共通の義務は示していません。

米国心臓協会のCardiac Emergency Response Planでは、建物内について、心停止の連絡を受けてから任意の場所へ理想的には3分以内にAEDを届けられるよう台数を配置することを勧めています。屋外についても、運動施設や敷地内のどこへでも同様に短時間で届けられるよう、固定設置またはスタッフが携行するAEDを配置する考え方を示しています。

ゴルフ場へ当てはめると、クラブハウスだけでなく、遠いホール、練習場、スタート地点、コース売店、管理区域などからの搬送時間を測る必要があります。敷地が広く、カート移動でも時間がかかる場所があるなら、複数配置や巡回・スタッフ携行を検討する理由になります。

また、AEDは鍵のかかった部屋へ置かず、緊急時にすぐ取り出せる場所にし、位置表示と定期点検も必要です。配置後も、実際の移動経路や季節の営業範囲が変われば到達時間を見直します。

したがって、ゴルフ場のAED配置は「何番ホールに置くか」という固定回答ではなく、想定される各地点へ短時間で届けられるかを基準に決めるのが適切です。