ブラインドホールに 鐘や 信号を 置くのは、 何の ため?
ブラインドホール・安全信号
まず答え
前の組が打球の届く範囲から離れたことを、後ろの組へ知らせるためです。丘や曲がりで着地点が見えないホールでは、目視だけでは安全確認できないため、鐘・信号・鏡などを補助に使います。合図があるコースでは、その運用に従い、合図前に見込みで打たないのが基本です。
詳しい解説
ブラインドホールでは、ティーや打球地点から前方の着地点やグリーンが見えません。そのため、前の組が視界から消えたとしても、まだ打球の届く場所にいるかどうかを後ろの組が判断できないことがあります。鐘や信号は、この見えない区間の安全確認を補うために使われます。
実際の運用はコースごとに決められています。カナダのAspen Grove Golfでは、2番ホールのティーショットがブラインドのため、前の組が鐘を鳴らすまで後ろの組は打たないよう公式案内しています。長打者はさらに時間を置くよう注意もあります。つまり鐘は『前の組が所定の危険区域を離れた』ことを後方へ伝える合図です。
米国MontanaのWhitefish Lake Golf Clubでも、18番のブラインドアプローチで、前の組がグリーンを離れたことを後ろへ知らせるため鐘を設置しています。同コースには、別のブラインド区間で前方確認用の鏡も設置されています。見えない場所の安全確認には、鐘だけでなく鏡や信号など複数の方法が使われます。
重要なのは、鐘を鳴らしたから『次の組が必ず安全』と一般化しないことです。どの地点で鳴らすか、何回鳴らすか、どこまで進んだら安全とするかはコースごとに違います。初めてのコースではティー周辺の案内板、スコアカード、カートナビ、スターターの説明を確認します。
また、合図がないブラインドホールでも、前方が見えないまま『もう進んだはず』と推測して打つのは安全確認になりません。コースの指定方法で前方がクリアになったことを確認してから打ちます。鐘や信号はプレーを急がせる道具ではなく、見通せない区間で打ち込み事故を防ぐための安全設備です。