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ゴルフ百科

灌水・散水均一性

ゴルフ場のスプリンクラーは、なぜ全部を一度に動かさないの?

全部を同時に動かすと必要な水量が急増し、配管やポンプで保てる流量・水圧の範囲を超えやすいからです。通常は散水する場所を区画に分け、設備の能力と各場所の必要水量に合わせて順番や同時運転数を調整します。

ゴルフ場の散水設備には、一度に送れる水の量と保てる水圧に限界があります。スプリンクラーを多数同時に開くと、配管を流れる水量が増え、遠い場所や高い場所などで水圧が下がり、狙った散水量や飛距離を出しにくくなることがあります。

そのため実際の設備では、ホールや管理区域などを複数の散水区画に分け、どのスプリンクラーを何分動かすかを制御します。中央の制御装置は、ポンプや配管の能力を超えないよう同時運転数や開始時刻をずらしながら散水できます。

順番は単純な輪番とは限りません。土壌水分、雨、気温や風、芝の状態などに応じて、必要な場所だけ運転時間を変えたり散水を止めたりします。つまり区画分けと順次運転は、水圧を守るためだけでなく、限られた水と設備能力を必要な場所へ配分するための仕組みです。

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