ゴルフ百科事典

ウェッジは、ロフトごとに重心位置を変えるのはなぜ?

ウェッジ・重心位置/ロフト別設計

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まず答え

フルショットが多い低ロフトから、部分ショットが多い高ロフトまで、狙う打ち出し・スピン・方向性をそろえるためです。ロフト別に重心を段階的に変える設計はありますが、全メーカーが同じ配置にするわけではありません。

詳しい解説

ロフトごとに重心を変える目的は、番手が変わっても弾道と距離感をつなげやすくするためです。低ロフトのウェッジはアイアンに近くフルショットの比率が高いため、重心を低め・フェース中央寄りに置いて自然なつながりと過度な左への動きを抑える設計があります。逆に58〜60度のような高ロフトでは、重心を高く、場合によってはヒール寄りにして、打ち出しを抑えながらフェースをスクエアに保ちやすい方向へ狙う設計があります。54〜56度はその中間にする例があります。ただし「高ロフトほど必ず高重心」が普遍則ではありません。実際の弾道はロフト、重心、、入射角、フェース向き、ボールまで含めて決まるため、重心位置はセット全体の弾道設計の一要素として見ます。

重心位置を側面から比べる模式図です。各枠の2点は、異なる重量配分による位置の比較で、1つのヘッドに重心が2つある意味ではありません。「浅い」はフェースに近い側、「深い」は後方側を示します。特定製品の形状・測定値や、弾道・安定性の優劣を表す図ではありません。