GD

ニュース

ニュース業界・ビジネスその他

豪州ゴルフ場、41%が「人材採用・定着」を最大課題 芝管理者404人調査

GOLF DNA NEWS編集部🌐

豪州ゴルフ場、41%が「人材採用・定着」を最大課題 芝管理者404人調査
3行まとめ
  • Greenway Turf SolutionsのState of Australian Turf 2026は、2026年6〜7月に豪州全土の芝管理者404人から回答を集めた。
  • ゴルフ場回答者の41%が有資格スタッフの採用・定着を最大課題とし、全体の38%が採用をvery difficultまたはcriticalと回答した。
  • 約79%は過去1年の維持管理予算が横ばいまたは増加しており、予算削減を報告したのは9%だった。

この記事の核心

ゴルフ場の芝管理を苦しくしている要因として、少なくとも今回の豪州調査では『予算がない』以上に『人が足りない』という問題が前面に出た。しかもゴルフ場回答者の41%が採用・定着を最大課題に挙げる一方、維持管理予算は大半で横ばいか増加している。グリーンやフェアウェイの品質を支える現場で、人材そのものがボトルネックになっている構図だ。

404人調査、ゴルフ場では41%が人材を最大課題に

調査はゴルフ場、スポーツフィールド、自治体公園、競馬場、ボウリングクラブ、芝生農場などの芝管理者404人を対象に実施された。全体では採用・定着を最大課題とした回答が34%、現在の採用状況をvery difficultまたはcriticalとした回答が38%。分野別ではゴルフ場の41%、自治体公園の45%、スポーツフィールド・スタジアムの33%が人材問題を最上位の課題に挙げた。

予算より『賃金』の声が目立った

過去1年の維持管理予算は約79%の回答者で横ばいまたは増加し、削減は9%だった。一方、自由記述のうち内容のある86件では、低賃金・給与への不満が約3分の1に現れ、最も繰り返し挙げられた問題だった。調査記事は、シドニーのゴルフ場で有資格グリーンキーパーの求人が時給28〜32豪ドルだったという回答例も紹介している。

なぜゴルファーにも重要か

コースコンディションは芝種、気温、水、薬剤、機械だけで決まるわけではない。散水、刈り込み、土壌検査、病害管理、環境モニタリングを実際に回す人材が不足すれば、設備や予算があっても管理品質を維持しにくくなる。グリーンの速さや均一性、フェアウェイの状態の裏側に『人材供給』という別の変数があることを、この調査は数字で示している。

調査の読み方には注意も必要

この調査は芝関連製品・サービスを提供するGreenway Turf Solutionsが実施した業界調査で、無作為抽出の学術調査ではない。公開記事では全データ表や回答者構成の詳細は掲載されず、詳細データは報道関係者向けに提供するとしている。そのため、41%という数字を豪州すべてのゴルフ場にそのまま一般化するのではなく、業界内で人材不足が強く認識されているシグナルとして見るのが適切だ。

出典:newshub.medianet.com.au

ニュースコース・カルチャー
芝・環境
🇬🇧

7月の雨量が平年の8%、英国ゴルフ場に「水の未来設計」 R&Aが管理ツール活用を要請

3行まとめ
  • R&Aは英国の記録的な渇水を受け、ゴルフ場にGolf Course 2030 Water Portalの活用を呼びかけた。
  • 2026年7月の降水量はイングランド5.6mm、ウェールズ7.9mmで、いずれも長期平均の約8%。
  • 芝の健康や灌水需要を、施設単位の水資源計画で備える動きが強まっている。
記事を読む →
ニュースコース・カルチャー
芝・環境
🌐

ゴルフ場の害虫被害を「みんなで地図化」 NC Stateがリアルタイム観測マップを再開

3行まとめ
  • NC State Extensionは2026年8月21日、Fall Armywormの発生状況を現場から投稿・共有する2026年版インタラクティブマップを公開した。
  • ゴルフ場、スポーツフィールド、芝生、芝生生産者などの観測を集め、North Carolina周辺の発生状況をリアルタイムで把握できる。
  • この仕組みの特徴は、ひとつの研究機関が全域を監視するのではなく、現場の芝管理者らが見つけた発生や被害を投稿し、それを地域の共通情報として使う点にある。
記事を読む →
コラムコース・カルチャー
芝・環境
🌐

冬のフェアウェイは植えずに塗る

3行まとめ
  • 冬も緑のフェアウェイをつくる方法は、冬芝を育てることだけではない。
  • 休眠したバミューダグラスを着色する管理へ切り替えた実例では、水や資源投入が減った一方、摩耗や再散布という別の管理課題が生まれた。
  • 2015年から2025年末までの実地例と管理知見から、追播との違いを追う。
記事を読む →