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キャディーに狙いを合わせてもらい58打罰 29回分が加算された理由

GOLF DNA編集部🇺🇸

3行まとめ
  • 2019年のシニア米国女子(LPGA)選手権でリー・アン・ウォーカーに58打罰。
  • キャディーが後方から狙いを合わせた29回の違反が原因だった。
  • 第1ラウンドは85から127、第2ラウンドは74から90へ。
構えた女性ゴルファーのボール後方からキャディーが狙いを助ける位置関係を描いたAI生成の概念イラスト。ウォーカー本人や実際の大会の場面を再現した画像ではありません。

2019年のシニア米国女子(LPGA)選手権で、リー・アン・ウォーカーの第1ラウンドは85から127に、第2ラウンドは74から90に修正された。増えたのはプレー中の打数ではなく、合計58の罰打だ。

原因は、キャディーがウォーカーの後方に立ち、パットの狙いを合わせるのを手伝っていたこと。2019年からの規則10.2b(4)では、選手がスタンスを取り始めてからストロークまで、キャディーが意図的にボール後方のプレー線の延長上や近くに立つことを制限していた。ウォーカーは変更を知らず、第2ラウンド途中に指摘を受けて競技委員に相談した。

21回と8回は、なぜ一つの違反にならないのか

大会側が本人と振り返った違反は、第1ラウンド21回、第2ラウンド8回。1回につきストロークプレーの一般の罰である2打を加え、42打と16打、計58打になった。

同じ規則を繰り返し破っても、すべてを一つの罰にまとめるわけではない。規則1.3c(4)では、ストロークの完了が複数の違反を区切る出来事になる。ウォーカーの29回は、同じ構えの中で29回数えたのではなく、別々のストロークの準備で起きた違反だった。だから2打罰が重なった。

知らずに提出したスコアカードはどうなるか

前日の85に後から42打が加わったのに、ウォーカーは失格にはならなかった。規則3.3b(3)には、スコアカード提出時に本人が罰を知らなかった場合の例外がある。罰が後で判明すれば、委員会が該当ホールのスコアを修正する。知らなかったことで罰そのものが消えるわけではない。

現在の規則10.2b(4)でも、キャディーが選手の狙いを助けるため、スタンス開始後にボール後方の制限区域へ立つことは認められない。一方、選手が打つ前にスタンスを解き、キャディーが離れてから構え直せば罰を避けられる。偶然その位置にいた場合も同じ違反とは扱わない。

この一件で覚えておきたいのは、「キャディーは常に選手の後ろに立てない」という単純な話ではないことだ。狙いを助ける位置にいるのはいつか、選手は構え直したか。その順序が、スコアを大きく変えた。

出典:golfchannel.com / latimes.com / USGA(2・3) / The R&A

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キャディーはなぜ真後ろに立てない?

3行まとめ
  • 2019年、キャディーの助言そのものは残しつつ、選手が構え始めた後に真後ろから狙いを合わせる行為が禁止された。
  • 旧ルールとの違い、施行約5週間後の説明明確化、2026年の現行規則まで追う。
  • 2019年より前の規則では、選手がスタンスを取っている間でも、キャディーが球の後方から向きを確認し、正しく目標へ合わせることが認められていた。
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