コラムルール・安全
バッグに 4番アイアンが 2本、 パー 2つが ダボに ダーメンの 4罰打
1番ホールはパー、2番もパー。ところが4番ティーで、ジョエル・ダーメンはバッグに4番アイアンが2本あると気づいた。クラブは計15本。競技委員を呼んで自ら申告すると、すでに終えた2ホールのスコアが、どちらもダブルボギーに変わった。
2024年10月17日、米男子ツアーのシュライナーズ・チルドレンズ・オープン初日。余分なクラブで打ったからではない。持ってスタートした本数が1本多かったために、4罰打を受けた。
4番アイアンが2本なのが問題?
ゴルフ規則4.1bが制限するのは、同じ番手の本数ではなくクラブの総数だ。4番アイアンが2本でも、合計14本以内ならそれだけで違反にはならない。ダーメンの場合は合計15本だった。
ストロークプレーでは、違反したホールごとに2罰打、1ラウンドで最大4罰打。4番ティーで見つけた時点で、最初の2ホールに2打ずつ加わった。パー4をともに4打で終えていたのに、公式スコアはそれぞれ6打となる。クラブを使ったかどうかは、この本数制限の判定に関係しない。
ダーメンは普段、コースに応じて選べるよう遠征には15、16本を持っていくと説明した。ただし競技を始めるときには14本までに絞らなければならない。なぜ2本目の4番アイアンが残っていたのか、本人にも分からなかったという。キャディーだけを責めることもしなかった。
失った4打と、残った1か月
初日の公式スコアは76。罰打を除いた打数は72だった。ダーメンは翌日の第2ラウンド前に棄権したが、棄権の直接の理由は確認できない。4罰打のせいで棄権した、と結びつけることはできない。
当時、翌年のツアー出場資格を確保する年間上位125位の境界にいて、大会前の順位は124位だった。だから、この4打はとりわけ痛い。ただし、ここで資格を失ったわけでもなかった。
約1か月後の秋季最終戦、RSMクラシック。最終日のダーメンは13番パー4で残り110ヤードのショットを直接カップインさせ、イーグルを奪った。ラウンドは6アンダーの64。年間順位は124位で終わり、2025年の出場資格を守った。
10月の4罰打がなければ年間順位がどう変わったかは分からない。それでも、同じ秋に起きた二つの場面は鮮やかだ。バッグの一本を見落として失った4打と、資格の懸かった最終日に打った110ヤードの一打。競技では、ショットの腕前だけでなく、スタート前のクラブ確認もスコアに載る。
3行まとめ
- ジョエル・ダーメンは2024年の米ツアー大会で、バッグに4番アイアンが2本、計15本あることに気づき、自ら申告した。
- 使っていない余分なクラブでも14本制限に違反。
- 最初の2ホールに2打ずつ加算され、パー2つがダブルボギーになった。
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