ゴルフボールもポテトと収穫? 冷凍ハッシュブラウン回収の顛末
GOLF DNA編集部🇺🇸
3行まとめ
- 2017年、米国でゴルフボール由来の異物混入のおそれから冷凍ハッシュブラウンを回収。
- 会社はジャガイモと一緒に収穫された可能性を示したが、混入経路は未解明だ。
- 4日後には苦情を受けて対象が拡大した。
冷凍ポテトの回収理由に「ゴルフボール」。そんな組み合わせを見たら、まずはボールが丸ごと混じった場面を想像してしまう。でも、2017年に米国で発表された話は少し違う。
問題とされたのは、ゴルフボール由来とみられる異物が冷凍ハッシュブラウンに混入する**可能性**だった。会社は「原料のジャガイモと一緒に、誤って収穫された可能性がある」と説明した。畑で何が起きたかを確定した発表ではない。
まず2ブランドを回収
2017年4月21日、McCain Foods USAは「Roundy’s」と「Harris Teeter」ブランドの冷凍ハッシュブラウンを自主回収した。対象はそれぞれ2ポンド袋で、製造日は同年1月19日、製造コードはB170119。米国内で販売された製品だ。
会社発表によれば、混入の可能性がある異物を口にすると窒息や口の中のけがにつながり得る。当時、関連する負傷の報告はなかった。FDAの掲載ページは会社の発表を載せたもので、FDAが畑での経緯を独自に確定したという意味ではない。
4日後、苦情を受けて対象が増えた
4月25日、回収は「Wegmans」ブランドの28オンス入り冷凍ハッシュブラウンにも広がった。会社は硬いプラスチックまたはゴム片について、追加で2件の消費者苦情があったと説明している。この追加製品の製造日は前年10月21日、製造コードはB161021だった。
ここでも、発表時点で関連する負傷報告はない。回収は米国内の対象製品についてのもので、FDAの現在のページには回収完了と表示されている。いま売られているハッシュブラウンへの新しい警告ではない。
ボールはどこから来たのか
肝心の「どうやって」は、公開資料からは分からない。どの畑だったのか、近くにゴルフ場があったのか、何球分の材料が入ったのか。二つの会社発表にはそこまで書かれていない。
ゴルフボールがジャガイモと一緒に収穫された、というのは会社が示した可能性。その先を面白く想像することはできても、事実としては書けない。確かなのは、異物混入のおそれで回収が始まり、4日後に苦情を受けて対象が広がったことだ。
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