ニュース

コラムツアー・選手

三ヶ島かな、190ヤードのエースで500万円 キャディーと折半を約束したわけ

2022年11月18日の大王製紙エリエールレディス。三ヶ島かなは予選落ちの可能性を抱え、16番パー3のティーに立った。距離は190ヤード。5番ユーティリティーで放った球はカップの約30センチ手前に落ち、そのまま吸い込まれた。試合では初のホールインワンだった。

白いゴルフボールがカップへ落ちる直前を描き、三ヶ島かなのホールインワンを表す概念イラスト。

16番には500万円のホールインワン賞がかかっていた。さらに、この一打で通算スコアは1オーバーから1アンダーに変わった。三ヶ島は最終18番でもバーディーを奪い、通算2アンダーの34位で予選を通過した。

賞金を半分ずつにする約束

意外だったのは、ラウンド後に明かした賞金の行き先だ。「キャディーと折半する」という約束は、エースを決めた勢いで交わしたものではない。三ヶ島によれば、シーズンが始まる前から決めていた。500万円の半分は250万円。ただし、実際の支払い時期や手取り額まで公表されたわけではない。

なぜ、折半を約束したのか。翌日の本人取材で佐々木キャディーは、三ヶ島には安全な場所を狙いがちな面があり、ホールインワン賞を分ける話を、積極的にピンを狙うよう促す口実にしていたと説明した。賞金を取ることだけでなく、選手の背中を押す言葉として使っていたのだ。

攻める判断を支える仕事

もちろん、約束がホールインワンを生んだと証明することはできない。16番は右にバンカー、左に斜面と深いラフがある難しいホールでもある。いつでもピンを狙えばよい、という教訓でもない。それでも、この日は選手とキャディーが攻め方を話し合い、その一打が結果を変えた。

佐々木キャディーは250万円の使い道を聞かれ、仕事の先行きは読めないから生活費の足しにしたいと答えている。華やかなエースの裏には、コース上の判断を支える人の現実もあった。

3行まとめ
  • 三ヶ島かなは2022年のエリエールレディスで、予選落ちの危機にあった16番からホールインワンを決め、500万円の特別賞金を獲得した。
  • 賞金はシーズン前からキャディーと折半する約束。
  • 本人が公表した後、キャディーは攻めのプレーを促すための工夫だったと明かした。

GOLF DNA編集部🇯🇵

あとで読む保存した記事へ →

出典:JLPGA / GDOニュース / e!Golf

コラムツアー・選手
その他
🇯🇵

同じ日に2人がホールインワン 1000万円と600万円を分けた大会の仕組み

3行まとめ
  • 小野祐夢と仁井優花が2025年のアース・モンダミンカップ第2ラウンドで、同じ日にホールインワンを達成した。
  • 小野が決めた15番の特別賞は1000万円、仁井が決めた9番は600万円。
  • 金額はショットの出来ではなく、ホールごとに事前に決まっていた。
記事を読む →
コラムツアー・選手
試合・記録
🇺🇸

全米女子オープンの9番でキャディー交代 恋人がバッグを担ぎ、後半は1アンダー

3行まとめ
  • ジェシカ・コルダは2013年全米女子オープンの第3ラウンドで、9番終了後にキャディーを替え、観客だった恋人へバッグを託した。
  • 前半は5オーバー、後半は1アンダー。
  • 本人は恋人との会話で落ち着けたと振り返ったが、スコア改善を交代だけの効果とは言えない。
記事を読む →

ニュースを、背景までたどる

関連記事や百科へ。広げた枝はこのブラウザに自動保存。