隔年のウォーカーカップが2025・26年は連続開催 理由をたどると五輪までつながる
GOLF DNA編集部🇺🇸

3行まとめ
- 男子アマチュアの米国対英国・アイルランド代表戦ウォーカーカップは、2025年大会からわずか1年後の2026年9月5〜6日に再び開催される。
- USGAとR&Aが2026年から偶数年開催へ移したためだ。
- 理由は世界アマチュアチーム選手権との重複回避で、その日程変更をたどると夏季五輪までつながる。
2025年にサイプレスポイントで第50回大会を終えたウォーカーカップが、わずか1年後の2026年9月5〜6日にアイルランドのラヒンチで第51回大会を迎える。
ウォーカーカップは本来、2年に1度の男子アマチュア代表戦だ。それなのに今回は2年連続。USGAの公式発表をたどると、理由は大会そのものの増加ではなく、世界のゴルフ日程を組み替えた結果だと分かる。
2025年の次が、なぜ2026年なのか
R&Aによると、2025年の第50回大会はサイプレスポイントで行われ、2026年の第51回大会は9月5〜6日にラヒンチで開催される。
この1年差は例外的な移行期間だ。USGAとR&Aは、2026年大会からウォーカーカップを偶数年に開催すると2022年に発表している。以後は再び2年ごとの開催となる。
つまり、2025年から2026年に大会が続くのは「毎年開催へ変わった」からではない。奇数年中心だった日程を偶数年へ移す継ぎ目に当たったからだ。
直接の理由は、世界アマチュアチーム選手権
USGAが示した直接の理由は、世界アマチュアチーム選手権との日程重複を避けることだ。
世界アマチュアチーム選手権は2023年から奇数年開催へ移行した。そのため、同じトップアマチュアが関わる代表戦を同じ年に集中させないよう、ウォーカーカップを2026年から偶数年へ移した。
ここで重要なのは、ライダーカップとの重複回避が公式に示された主因ではないことだ。ウォーカーカップの日程変更は、世界アマチュアチーム選手権との関係で説明されている。
さらにたどると、夏季五輪に行き着く
では、なぜ世界アマチュアチーム選手権が奇数年へ移ったのか。
USGAの2022年発表によると、国際ゴルフ連盟は2020年、夏季オリンピックと同じ年になることを避けるため、世界アマチュアチーム選手権を奇数年へ移すと発表した。ゴルフは2016年にオリンピック競技へ復帰している。
流れを並べると、夏季五輪との重複を避けて世界アマが奇数年へ動き、その世界アマとの重複を避けてウォーカーカップが偶数年へ動いたことになる。
2年連続開催は、世界日程の「継ぎ目」
ここからは解釈だが、2025年と2026年の連続開催は、ウォーカーカップだけを見ていると不思議に見える。一方、世界アマと五輪まで含めると、国際競技の日程を整理した結果として理解できる。
2026年大会が終われば、ウォーカーカップは偶数年の隔年開催へ戻る。1年でまた同じ代表戦が来たのは、大会を増やしたからではなく、世界の競技カレンダーを組み替えた途中で生まれた一度の詰まりだった。
出典:Golf Digest / USGA(2) / The R&A
関連記事
午前0対4から午後7対3へ 英国・アイルランド、最後の1パットで11年ぶりウォーカーカップV
3行まとめ
- 英国・アイルランドはウォーカーカップ最終日午前を0対4で落とし、米国に9.5対6.5と3点差をつけられた。
- それでも午後10試合から必要な7点を取り切り、最後はジョシュ・ヒルが18番で決勝点。
- 13.5対12.5で2015年以来の優勝を果たした。