クラブヘッド・素材/タングステン合金
ゴルフクラブのタングステンウェイトは、全部が純タングステンなの?
いいえ。「タングステンウェイト」という呼び方だけで、純度100%のタングステンとは判断できません。タングステンを主成分にした高比重合金もあり、製品ごとの組成が非公開なら純タングステンとは断定できません。
いいえ。「タングステンウェイト」という呼び方だけで、純度100%のタングステンとは判断できません。純タングステンはPlanseeが19.25 g/cm³と示す非常に高密度な金属ですが、実際の高比重部品にはタングステンを主成分にした合金もあります。GTPはASTM B777のタングステン高比重合金として、タングステン含有率90〜97%・公称密度17〜18.5 g/cm³の材料群を示しています。
ゴルフクラブでも、メーカーは「高密度タングステン」や「D18密度タングステン」といった表現を使います。Titleist T300の公式説明は「D18 density tungsten」としていますが、そのページだけでは純度や配合までは分かりません。したがって「タングステン使用」と書かれていても、純タングステンなのか、タングステンを多く含む高比重材料なのかは、製品の材料仕様が公開されていなければ断定できません。
クラブ性能を見るときは純度そのものより、何グラムの重量をどこに配置したか、どの程度の密度の材料を使ったかが重要です。タングステンという名称だけで素材組成や性能を決めつけないのが安全です。
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