支持基底面と 支持基底幅は、 どう 区別する?
バランス・支持基底
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詳しい解説
支持基底面は、身体を支えている接触部が作る領域です。両足で立つ場合は、左右の足底の接地領域と、その間を含む2次元の範囲として考えます。
一方、支持基底幅は、その支持基底を特定の方向、通常は左右方向に見た『幅』です。つまり、支持基底面が面積や形を持つ2次元の概念なのに対し、支持基底幅はその一方向の広がりを表す1次元の指標です。
そのため、両足の間隔が同じでも、つま先を外へ向ける、片足を前へ出す、実際の接地範囲が変わる、といった違いがあれば支持基底面の形は変わります。McIlroyとMakiは262人の立位で好みの足幅と足角度に大きな個人差があることを示し、足の置き方そのものがバランス評価へ影響するため標準化が必要だと報告しました。
GoodworthとPeterkaは、立位でスタンス幅を変えて支持面を揺らす実験を行い、狭いスタンスと広いスタンスで左右方向の姿勢制御特性が変わることを示しました。スタンスを広げると一般に左右方向の支持基底幅は大きくなりますが、それだけで支持基底面の形や身体の制御方法が同じになるわけではありません。
ゴルフで使うときは、スタンス幅を支持基底幅の目安として扱えますが、『足幅=支持基底面』とはしません。足の向き、前後位置、実際の接地、圧力中心や身体重心の動きまで合わせて見る必要があります。広い支持基底が必ず良いショットにつながるという意味でもありません。