ゴルフ百科事典

ゴルフの「スタンス幅」って何?

アドレス・スタンス

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まず答え

は、アドレスで左右の足をどれくらい離して置いているかを表す距離です。ただし、踵同士・足の中心・つま先側など、どの点を測るかで値が変わるため、比較では測定基準をそろえる必要があります。

詳しい解説

スタンス幅は、アドレス時の左右の足の間隔です。見た目では肩幅などと比べて「広い・狭い」と表現されますが、計測では左右のどの位置を基準にするかを決めて距離として扱います。

スタンス幅は、かかと中心間など測定点を定めて比較します。つま先を開けばつま先側の距離も変わるため、足の向きと幅を分けて記録します。図は一つの測定方法で、全研究に共通する定義や推奨幅ではありません。

例えばHookerらの3次元解析研究では、左右の踵の中心間距離をスタンス幅として定義し、本人が普段使う幅に対して20%広い条件と20%狭い条件を比較しました。一方、別の研究ではつま先側と踵側の幅を分けて計算しています。足先を外へ向けるとつま先間距離は変わるため、踵基準とつま先基準では同じ構えでも数値が一致しません。

スタンス幅とも別の量です。両足を外へ開いても踵の位置を変えなければ、踵基準のスタンス幅は同じです。逆に足先角度を保ったまま左右の足を離せば、スタンス幅だけを広げられます。

スタンス幅を変えると身体の安定性や下肢の力学も変わり得ます。Hookerらの20人のドライバー実験では、広いスタンス条件でリード膝の外部内転モーメントが本人の通常幅より小さくなりました。ただしスイング速度には有意差がなく、この結果は「広いほど良い」という意味ではありません。

実用上は、スタンス幅を記録するときに、①どのクラブか、②踵・足中心・つま先のどこを測ったか、③足先角度、④傾斜やライ、をそろえて比較します。身長に対する一つの固定比率を万人の正解とせず、本人の・バランス・球筋と合わせて評価します。