適応性・補償/代替運動戦略
スイングの一部が変わっても、別の動きで同じ結果を出せる?
出せることがあります。身体や環境の条件が少し変わっても、別の関節や動きで補い、打点や出球などの結果を保つことを「補償」と考えられます。ただし、どんな崩れも補えるわけではありません。
スイングの一部が毎回まったく同じでなくても、別の動きが変化を補って似たインパクトや球筋を作ることはあります。ゴルフの熟練者を調べた研究でも、身体各部の軌道には試行ごとのばらつきがある一方、そのばらつきがそのままボール初速のばらつきには結び付かない例が報告されています。これは、複数の身体部分やクラブ運動を組み合わせて結果を保つ余地があることと整合します。だから、動画で一つの角度が理想値から外れただけで即ミス原因とは決められません。見るべきなのは、その変化が打点・フェース向き・クラブパス・速度・散らばりの悪化と繰り返し連動するかです。ただし、同じ結果が出ていることは、その補償がいつでも安定することや、身体に無理がないことの証明にはなりません。
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