ゴルフボールの コアは、 加熱時間や 温度が ずれると 性能が ばらつく?
コア製造・品質管理
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詳しい解説
ゴルフボールのコアは、材料を型へ入れて加熱すれば同じものが自動的にできるわけではありません。少なくともTitleistが公開しているPro V1系の製造工程では、コア材料を圧縮成形機へ入れ、圧力をかけながら決められた温度で、決められた時間だけ加熱して硬化させます。
Titleistは、この工程で時間管理が重要であり、加熱しすぎても加熱不足でも硬化工程にばらつきが生じると説明しています。そのため温度、圧力、時間を細かく管理し、同じプレス内だけでなくコア間でも硬さをそろえる工程を使っています。
さらに、その前段階の材料混合と調整でも温度、圧力、湿度を管理し、各バッチの材料特性を確認しています。製造途中の試料が規格から外れた場合は生産を止め、原因を確認して修正するという品質管理も行われています。
つまり、コア性能は材料配合だけで決まるのではなく、混合・調整・成形時の温度、圧力、時間などの工程条件にも左右されます。工程条件がずれれば、硬化状態や硬さの均一性が変わり、ボールごとの性能ばらつきにつながる可能性があります。
ただし、この説明はTitleistが自社工場・自社製品について公開している一次情報です。すべてのメーカーが同じ材料、温度、成形時間を使うわけではありません。『何度、何分ずれると飛距離が何ヤード変わる』という共通値としては扱わず、製造条件の管理がコアの均一性に重要だという範囲で理解するのが適切です。