競技委員は、 事実認定に 写真や 動画を 証拠と して 使える?
ゴルフ審判・ルールオフィシャル
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まず答え
使えます。競技委員会は、証言や写真・映像など利用できる信頼性のある情報を事実認定の材料にできます。ただし、映像に写っていれば自動的に違反確定というわけではなく、動画には「肉眼で合理的に見えたか」という基準など、規則上の制限があります。
詳しい解説
ゴルフの裁定では、競技委員会が「実際に何が起きたか」を確認してから規則を適用します。そのため、当事者の説明だけでなく、同伴競技者、キャディ、レフェリー、マーシャル、観客などの証言や、写真・動画などの資料も、事実関係を確かめるための材料になり得ます。
R&Aの委員会手続きは、競技に参加していない観客の証言も検討・評価し、テレビ映像などを疑問解決の補助に使うことが適切だとしています。追加の証拠が後から出てきた場合、最初の裁定を再確認できる場合もあります。
ただし、映像は万能ではありません。規則20.2cには「肉眼基準」があり、映像の拡大や高速度撮影などで初めて分かる事実で、現場の人が肉眼では合理的に確認できなかったものは、違反を示していても証拠として無視します。ただし、選手自身がクラブが砂に触れた感触を知っていた、など別の情報で事実を認識していた場合は別です。
また、救済地点や球を戻す位置など、規則上プレーヤーに合理的な判断が求められる場面では、その場で合理的に判断していれば、後から映像で数センチ違っていたことが分かっても、その精密さを後付けで要求しません。
したがって、写真や動画は『決定そのもの』ではなく、他の証言や状況と合わせて事実を確かめる資料です。競技委員会は、資料の信頼性、撮影角度や時点、肉眼基準、プレーヤーの合理的判断を踏まえて最終的な事実認定を行います。