ゴルフ百科事典

競技委員やレフェリーは、事実関係をどう判断する?

ルールオフィシャル

あとで読む保存した記事へ →

まず答え

まず「何が起きたか」を事実として判断し、その事実に規則を当てはめます。映像を使う場合でも、肉眼では合理的に見えなかった微細な事実は原則として採用しないという基準があり、映像だけで機械的に決めるわけではありません。

詳しい解説

ゴルフのでは、「規則を知っているか」と同じくらい「実際に何が起きたか」の判断が重要です。レフェリーは競技委員会から任命され、事実問題を判断したうえで規則を適用します。

映像がある場合も、無制限に拡大して判定するわけではありません。R&A規則20.2cには、映像でしか確認できず、肉眼では合理的に見えなかった事実は原則として無視する「肉眼基準」があります。一方、映像では見えなくても、本人がクラブが砂に触れた感触を認識していたなど、別の情報で違反事実が分かる場合はその事実を扱います。

つまり、事実認定は「スロー映像が一番正しい」「選手の申告だけで決める」といった単一の方法ではありません。利用できる情報の性質と規則上の基準を踏まえて事実を確定し、その後に規則を適用します。正式なレフェリーや委員会の判断は競技上のルーリングとして扱われます。