ゴルフ百科事典

GS3の測定値は、1回測ればそのグリーンの状態を代表できる?

グリーン測定・GS3/測定手順

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まず答え

代表できません。速度・滑らかさ・真直性は同じ測定場所で複数回の往復ロール、硬さは複数地点で測るのが基本です。さらに値は時間帯や降雨、芝の伸び、歩行量、管理作業で変わるため、同じ手順・時刻帯で継続比較する方が有効です。

詳しい解説

GS3は、グリーンの速度・硬さ・滑らかさ・真直性を数値化できますが、1回の測定だけで面全体や1日全体を代表する道具ではありません。

GS3の硬さ測定では専用治具を用いた落下で沈み込み深さを評価します。同じ測定条件ならインチ値が小さいほど硬い側です。図は値の読み方を示す架空例で、適正値の判定基準や他機種との換算ではありません。複数地点を同じ手順で測って比較します。

USGAが推奨するロール試験では、速度・滑らかさ・真直性について同じ測定区間を片方向3回、反対方向3回の合計6回転がし、その平均を使います。硬さは落下治具で測り、1グリーンにつき最低でも複数回、できれば複数地点で測る方が面全体の状態を把握しやすくなります。

測定値は固定でもありません。USGAは、降雨、芝の成長、歩行交通、刈込みやなどの管理作業によって、速度・硬さ・滑らかさ・真直性が日中にも変化し得ると説明しています。公表されている参考範囲も、朝の管理作業が終わった後、プレー開始前に測ったデータを基準にしています。

そのためGS3は『今日1回だけ測って合否を決める』より、測定場所、測定方向、時刻帯、手順をそろえて継続し、自コースの平常値や季節ごとの目標範囲と比べる使い方が向いています。別の日や別コースの数値を比べる場合も、測定条件が違えば単純比較は避けた方が安全です。