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ゴルフ百科

ローリング・グリーン性能

グリーンにローラーをかけると、なぜ速くなる?

軽いローラーで表面の細かな凹凸をならし、芝葉との摩擦やボールの上下動を減らすと、ボールが減速しにくくなって転がり距離が伸びるからです。ただし「土を硬く締めれば速くなる」という単純な話ではなく、効果は水分・芝の状態・回数・天候で変わります。

グリーンのローリングは、主にパッティング面を滑らかで均一にし、ボールが転がる時の抵抗を減らすために行います。表面の細かな凹凸が整い、芝葉との接触や不規則な上下動が減ると、ボールは同じ初速でも減速しにくくなり、スティンプメーターで測る転がり距離が伸びます。

USGAも、グリーンスピードはボールが接触する芝葉の量や向き、表面の摩擦に影響され、ローリングは滑らかさ・均一性を高めながら速度を上げる管理方法だとしています。つまり、ローラーの効果を「土を強く締め固めて硬くするから速い」とだけ考えるのは正確ではありません。グリーンの硬さと転がり速度は別の性能指標です。

また、ローラーをかければ毎回同じだけ速くなるわけでもありません。芝種、表面水分、湿度、気温、有機物量、刈高、直前の管理などで効果は変わります。研究でも、ローリング回数を増やすほど常に同じ幅で速度が上がるわけではなく、条件によって追加効果は小さくなります。

多くかければ良いわけでもありません。暑さや高湿度などで芝が弱っている時に過度なローリングを続けると、芝への負荷が増える可能性があります。管理者は刈込みとローリングを組み合わせ、必要な速さと滑らかさを出しながら、芝を傷めない範囲に調整しています。

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