木の 根が カート道や 排水設備を 持ち上げる ことは ある?
樹木・カート道・排水設備
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まず答え
あります。浅い根や勢いの強い根は、カート道を押し上げたりひび割れさせたりし、排水管の周辺でも侵入・圧迫などの問題を起こすことがあります。特に樹種と設備との距離が近いほどリスクが高まります。
詳しい解説
木の根は、地上から見えない場所でも長く広がるため、ゴルフ場の舗装や地下設備へ影響することがあります。
カート道については、USGA Green Sectionが表面根による損傷を繰り返し報告しています。根が舗装の下へ入り込んで太くなると、アスファルトやコンクリートを押し上げ、段差、ひび割れ、でこぼこを生じさせます。実際にUSGAの事例では、木の根がコンクリート製カート道へ大きな損傷を与え、根切りや樹木管理によって再発防止を図っています。
排水設備も無関係ではありません。USGAの樹木選定資料は、表面根や侵入性の強い根を持つ樹種を、排水管やカート道の近くへ植えないよう勧めています。ただし、地下の排水管が必ず「持ち上がる」とは限りません。根が継ぎ目や周囲へ入り込む、管路を圧迫する、周囲の土を動かすなど、障害の出方は設備の材質や深さ、根の種類によって変わります。
対策は、問題が出てから舗装だけを直すより、樹木と設備の位置関係を最初から管理する方が効果的です。既存樹木では、専門家が根切りを行う、問題樹を選択的に除去する、改修時に経路を離すなどの方法があります。根切りを幹の近くで無理に行うと樹木の安定性や健康を損なうため、単純に切ればよいわけではありません。