冬の 芝を 保護する カバーは、 長く 掛けっぱなしに すると 逆に 芝を 傷める ことがある?
冬季管理・芝保護
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まず答え
あります。カバーは凍害や低温から芝を守る一方、種類や天候によっては長期間閉じたままにすると、カバー下の乾燥、過湿、酸素不足などが起こることがあります。『何日で危険』という一律の基準ではなく、温度・水分・氷雪・カバーの通気性を見て換気や一時撤去を判断します。
詳しい解説
冬季カバーは、寒さに弱い芝を低温や乾燥した風から守るために有効ですが、掛けておけば長いほど安全というものではありません。USGAは、長い寒波の間でもカバー下の根域が乾くことがあり、必要に応じて数日ごとに一時的にカバーを外して散水する管理例を示しています。
逆に、通気しにくい不透水性カバーの上に氷や雪が長く残ると、芝が呼吸に使える酸素が減ることがあります。USGAは、氷に密閉された状態や不透水性カバーの下で酸素不足が進む可能性を指摘し、状況によっては換気やカバーの開放が必要になると説明しています。
ただし、カバーを長く掛けたこと自体が必ず芝を傷めるわけではありません。透水性・通気性のあるカバーか、密閉性の高いカバーか、積雪や氷があるか、芝種は何か、気温がどこまで下がるかでリスクは変わります。寒波の途中で不用意に外すと、逆に低温障害を受けることもあります。
管理では、①カバー下の土壌水分、②カバー下の温度、③氷や積雪の状態、④カバーの通気性、⑤芝の臭いや変色など異常、を確認します。保温だけを目的に固定日数で掛け続けるのではなく、芝が乾きすぎていないか、密閉されすぎていないかを見ながら運用するのが基本です。