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芝の必要水量は、芝種が違えば同じ天気でも変わる?

芝草生理・水利用

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まず答え

変わります。・品種によって蒸発散量、根の深さ、休眠のしやすさなどが違うため、同じ気象条件でも必要な水量は同一ではありません。ただし実際の散水量は芝種だけで決めず、気温・日射・風・湿度、根域の保水性、現在の水分も合わせて決めます。

詳しい解説

芝が使う水の量は、主に土面からの蒸発と芝葉からの蒸散を合わせた「蒸発散量」で考えます。この量は天気だけでなく、芝そのものの性質でも変わります。

USGAが紹介する複数年の水利用研究では、ピーク時の実測蒸発散量は冷涼地型芝と暖地型芝で異なり、平均的には冷涼地型芝の方が高い水利用量を示しました。また同じグループ内でも品種や季節による差があり、特に冷涼地型芝では年ごとの天候差が品種差より大きい場合もありました。

そのため「バミューダなら何mm、ベントなら何mm」と固定値を当てはめるのは適切ではありません。実際に必要な散水量は、気温、日射、風、湿度、降雨に加え、根の深さ、土壌や砂の保水性、、日陰、現在の土壌水分によって変わります。同じ芝種でもグリーンごとに乾き方が違うことがあります。

管理では、気象データから推定した蒸発散量を出発点にしつつ、土壌水分計や現地観察で補正します。芝種は水需要を左右する重要な要素ですが、散水量を単独で決めるラベルではありません。