ゴルフ百科事典

同じ大会を複数ツアーが共同開催すると、選手の賞金やポイントはどのツアーでどう扱われる?

共同開催・賞金・年間ポイント

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まず答え

共同開催でも、賞金と年間ポイントは一つの共通制度になるとは限りません。同じ順位・同じ賞金表を使いながら、各ツアーが自分の年間ランキング用ポイントを別々に付与する大会があります。選手への資格上の効き方は、そのツアーの会員資格や当年規程で確認します。

詳しい解説

共同開催大会では、同じフィールドで一つの順位表を作っていても、各ツアーの年間ランキング制度まで統合されるとは限りません。

2026年のGenesis Scottish Openは、DP World TourとPGA TOURの共同開催大会です。DP World Tour公式は、この大会がRace to Dubaiの大会であると同時にPGA TOURのFedExCup対象でもあり、両ツアーから各75人を中心にフィールドを構成すると説明しています。

賞金は大会の一つの賞金総額から順位に応じて配分されます。2026年大会の賞金総額は900万ドルで、優勝したTom Kimの賞金は157万5,000ドルでした。この優勝に対し、PGA TOUR側では500 FedExCupポイントが付与されています。一方、DP World Tour側の公式配分表では、同じ優勝に1,335 Race to Dubaiポイントが付与されています。つまり、同じ成績でも年間ポイントは各ツアーの物差しで別々に計算されます。

したがって、共同開催だから『賞金もポイントも二重にもらう』と単純には考えません。賞金は大会の順位配分として受け取り、年間ポイントは各ツアーの規程に従ってそのツアーのランキングへ反映されます。また、非会員のポイントが会員と同じ資格効果を持つか、翌年資格や優先順位へどう効くかは、ツアーごとの会員区分や当年規程で扱いが変わります。

確認するときは、①大会がどのツアーの共同開催か、②公式賞金表、③各ツアーの年間ポイント表、④自分の会員資格・非会員資格でそのポイントがどう扱われるか、を分けて見ます。共同開催は大会を共有する仕組みであって、年間ランキング制度そのものを一つにする仕組みではありません。