賭けが 絡んでいなくても、 わざと プレーを 崩して 試合の 結果や 進行を 変えると 「競技操作」に なる?
競技の公正性・インテグリティ
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まず答え
はい。競技操作は賭けによる金銭目的に限りません。意図的に結果や競技の進行を不当に変え、本人や他者が不当な利益を得る行為なら、競技上の利益を目的にした場合でも該当し得ます。
詳しい解説
国際ゴルフ連盟(IGF)は、競技操作を、スポーツ競技の結果または進行を不当に変えることを目的とした意図的な取り決めによって、競技の予測不能性の全部または一部を失わせ、本人または他者が不当な利益を得る行為と説明しています。
重要なのは、目的がスポーツ賭博に限られない点です。IGFは具体例として、選手などの参加者が意図的に実力を出さなかったり、競技の結果や進行へ影響する誤った判断を故意に行ったりするケースを挙げています。その動機は、賭けに結び付く金銭的利益だけでなく、次のラウンドでより有利な相手と当たるためなど、競技上の利益の場合もあるとしています。
したがって、「賭けをしていないから競技操作ではない」とは言えません。一方、単なるミスショットや不調まで競技操作になるわけでもありません。IGFの定義では、意図的に競技の結果や進行を不当に変え、不当な利益を得ようとする要素が中心です。
PGA TOURのIntegrity Programでも、対象者に対して競技でベストを尽くさない行為を禁止事項として扱っています。実際の処分は各競技団体の規程と事実関係で判断されるため、疑わしい行為があっても結果だけから不正と断定せず、意図・働きかけ・利益関係などの証拠を確認する必要があります。