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ゴルフ百科事典

芝種・品種分類

野芝・高麗芝・姫高麗芝は、何が違う?

野芝・高麗芝・姫高麗芝は、同じ基準で並ぶ3つの正式な植物種名ではありません。ゴルフ場や園芸でいう野芝は一般にZoysia japonica、高麗芝はZoysia matrellaを指します。姫高麗芝は、高麗芝の中でも小型・細葉の系統を区別して呼ぶ実用上の名称で、独立した一つの種や単一品種とは限りません。さらに植物学では、Zoysia japonicaの正式和名は「シバ」、Zoysia matrellaは「コウシュンシバ」で、「コウライシバ」という正式和名はZoysia pacificaに使われるため、呼び名だけで判断すると混同しやすいです。

ゴルフ場や園芸で使われる呼び名から整理すると、野芝は一般にZoysia japonica、高麗芝はZoysia matrellaを指します。見た目の傾向としては、高麗芝は野芝より小型で葉が細かく、その高麗芝の中でもさらに小型の系統を「姫高麗芝」と呼んで区別することがあります。ただし、姫高麗芝は一つの独立種名や一つだけの品種名ではなく、芝草・流通上の呼び名として使われます。

ややこしいのは、植物学上の正式な和名と、ゴルフ・造園での呼び名が一致しないことです。Zoysia japonicaの正式和名は「シバ」、Zoysia matrellaは「コウシュンシバ」です。一方、植物分類で「コウライシバ」と呼ばれるのはZoysia pacificaです。そのため「高麗芝」という言葉を見たときは、芝草・造園の話なのか、植物分類の話なのかで意味が変わることがあります。

実際のコースで芝を確認するときは、「葉が細いから姫高麗」のように見た目だけで断定しない方が安全です。補修や張り替え、品種選びでは、販売名だけでなく学名と品種・系統名まで確認すると、別の芝を混ぜるリスクを減らせます。

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