芝種・地域適応
高麗グリーンとベントグリーンは、何が違う?
芝の種類と得意な気温が大きく違います。高麗系は暖地型で暑い時期に生育し、寒くなると休眠・褐色化しやすい一方、ベントは寒地型で涼しい時期に生育し、高温多湿ではストレスを受けやすくなります。どちらが速いかは芝種だけでは決まらず、品種と管理で変わります。
一番大きい違いは、芝の種類と得意な季節です。日本でいう高麗グリーンはゾイシア系の暖地型芝で、暑い時期に生育が盛んになり、気温が下がると休眠して黄褐色になりやすい特徴があります。ベントグリーンで主に使われるクリーピングベントグラスは寒地型芝で、春秋など涼しい条件で生育しやすく、高温多湿の夏は根や葉が弱りやすいため管理負荷が上がります。
プレー感や管理方法も違いますが、「高麗=遅い、ベント=速い」とは決められません。ゾイシア系でも品種と管理によって十分に速く滑らかなグリーンを作れます。実際の転がりは、品種、刈高、ローリング、水分、芝密度、季節で変わります。芝種を見る時は、速さのラベルではなく、その地域と季節で健康な芝面を維持しやすいかという違いとして考えるのが基本です。
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