低ハンデの ゴルファーは、 高ハンデより インパクト時の 身体位置も 毎回 そろいやすい?
協調・変動性
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まず答え
必ずしもそうではありません。低・高技能の計20人を比べた研究では、インパクト時の身体位置のばらつきは、技能群間で概ね同程度でした。上級者ほど身体の位置すべてが毎回同じになる、とは言えません。
詳しい解説
Langdownらの研究では、低技能群と高技能群の計20人がミドルアイアンで同じ種類のショットを10〜15球打ち、インパクト時の身体各部の位置や向きの試行間ばらつきを比較しました。
その結果、身体各部の位置に関するばらつきは、技能群間で概ね同程度でした。つまり、低ハンデだからといって、インパクト時のスタンス、骨盤、肩などの位置関係が高ハンデより一律に小さくばらつくとは確認されませんでした。
一方で、技能差とは別に、身体のどの部分を見るかによってばらつきの大きさは異なりました。研究では、ボールからスタンス中央、骨盤、肩までの距離や、各部位のアライメント・傾きで変動の出方が違い、遠位側で変動が小さくなる指標もありました。
この結果は、『上級者ほどインパクト姿勢を完全に固定している』という見方を支持しません。身体位置にはある程度の試行間変動があっても、クラブヘッドや打球結果を安定させる補償が働く可能性があります。
ただし、対象は20人、ミドルアイアンの同一ショット条件です。身体位置のばらつきが大きい方が良いという意味でもありません。実用上は、身体角度だけで上手さを判定せず、打点、フェース向き、クラブパス、ボール初速、散らばりと合わせて評価するのが適切です。