ツアープロは、 コースに 合わせて 大会ごとに クラブ構成を 変える ことがある?
WITB・大会別セッティング
まず答え
あります。メーカー公式のツアーレポートでは、強風やコース形状に合わせてロングアイアン系を入れたり、フェアウェイウッドの設定を変えたり、ウェッジを替える実例があります。ただし、全選手が毎週変更するわけではありません。
詳しい解説
ツアープロの14本は、シーズンを通して完全に固定されるとは限りません。大会会場の長さ、風、芝、グリーン周りの条件などに合わせて、一部のクラブや設定を変えることがあります。
TaylorMadeの公式ツアーレポートでは、2022年のSouthern Hillsで強風が予想された週に、Robert MacIntyreやLucas Herbertが低い弾道を打ちやすいUDI系クラブを練習でテストしていたことが紹介されています。Herbertは同じ週にフェアウェイウッドをややフラットな設定へ変更し、Martin Kaymerは短いピッチやバンカーを意識して別仕様のウェッジをバッグへ加えています。
これは『毎週、新しいクラブへ総入れ替えする』という意味ではありません。実際には使い慣れたクラブを残しながら、長い番手、ウェッジ、ロフト・ライ設定など、コース条件の影響を受けやすい部分だけを調整するケースがあります。変更候補を練習日に試しても、最終的に本戦バッグへ入れない場合もあります。
また、メーカー公式のツアーレポートは特定選手の事例です。全選手が同じ頻度・同じ考え方で変更するとは限りません。契約メーカー、選手の好み、コース条件、天候予報、現在の調子によって、同じ14本を維持する週もあれば、一部を入れ替える週もあります。
したがってWITBを見るときは、モデル名だけでなく、その大会で前週から何が変わったか、変更理由がコース条件なのか調子なのか、新製品テストなのかを分けて見ると、選手のセッティング意図を読み取りやすくなります。