ゴルフ百科事典

ウェッジの「フルショット」は、100%の力で振ること?

ウェッジ・距離管理/フルショット

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まず答え

いいえ。少なくとも距離管理では、「フル」を100%の力と固定せず、再現できる大きめの基準スイングとして扱う方が実用的です。の公式例でも、full wedgeはhalf・3/4と並ぶ振り幅の区分で、複数球の平均キャリーを測ります。

詳しい解説

「フルショット」は、必ずしも100%の力で振り切ることを意味しません。距離管理では、そのウェッジで無理なく繰り返せる大きめの基準スイングを1つ作り、その平均キャリーを「フル」の基準にする考え方が実用的です。

Titleistの公式距離管理では、half、3/4、fullの3段階を振り幅で区切り、full wedgeを時計の10:30〜12:00付近の振り幅として、3〜5球の平均キャリーを測る方法を紹介しています。少なくともこの方法では、「フル」は力の百分率ではなく、距離表の中の振り幅区分として使われています。PGAの距離管理指導でも、フル未満の距離は複数の振り幅とクラブで作る考え方が示されています。

大切なのは「何%で振ったか」より、その動きが繰り返せて、平均キャリーと散らばりを把握できることです。1球だけ最大距離が出ても、縦距離や方向のばらつきが大きいなら、距離管理の基準には向きません。TrackManもクラブごとのキャリー、トータル、散らばり、番手間の距離差を複数球で把握する考え方を採っています。

一方で、PWやGWでは普段のアイアンに近い大きなスイングを使う人もいます。「フル」の振り幅や体感強度を全員共通の数値にはしません。自分が無理なく繰り返せる最大側の基準スイングと、その実測平均キャリーを決め、必要なら3/4やハーフと組み合わせて距離表にするのが安全です。