パット中の 左右の 姿勢動揺と、 パターヘッドの ヨー回転角は 関係する?
パッティング・姿勢動揺
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まず答え
34人を比較した研究では、足圧中心の総移動距離や左右方向の移動幅・速度と、インパクト時のパターヘッドのヨー回転角に正の相関がありました。ただし参加者はアマチュアからプロまでを含み、初心者だけの結果ではありません。身体を固めればフェース向きや成績が改善するという因果関係も示していません。
詳しい解説
Leeらの2020年研究では、アマチュアから韓国のプロ協会所属選手までを含む34人が平坦な2mパットを行い、8台の動作計測カメラと2枚のフォースプレートを使って、足圧中心の動きとパターヘッドの運動を同時に測定しました。
その結果、足圧中心の総移動距離、左右方向の移動範囲、左右方向の移動速度はいずれも、インパクト時のパターヘッドのヨー回転角と有意な正の相関を示しました。相関係数はそれぞれr=.697、r=.680、r=.653で、いずれもp<.001でした。この参加者群では、足圧中心の移動とパターヘッドの向きの変化に関連がみられました。技量別の結果ではないため、初心者だけに当てはまる関係として扱えません。
ただし、これは姿勢動揺がヨー回転を直接引き起こしたと証明した実験ではありません。両方に影響する別の要因がある可能性もあります。また、パットの成功率を直接『身体の揺れを減らしたら改善する』と示した介入研究でもありません。
実用上は、開始方向が安定しない場合に、パターヘッドだけでなく、左右の足圧移動や身体の揺れも同時に確認する価値がある、という使い方が妥当です。『絶対に動かない』ことを目標にせず、必要以上の左右動揺とインパクト時のフェース向きが一緒に変わっているかを観察します。